師範 大場桃風
来春の「謙慎展」に向けて作品を書いてる。
今回は、娘の出産を11月中旬に控えている為、いつもより2ヶ月早く取り掛かり悪戦苦闘している。
半切よりやや大きい「謙慎サイズ」に漢詩を篆書体で3行。あれこれと試行錯誤をしてみるが思うようにいかない。頑張って力むと余計に悪くなる。先生の指導を仰ぎ進めていく。最高の1枚を仕上げ、先生のOKをもらいたい。
その頃には、孫も生まれ命名されていることだろう。
私には5人の孫がいて、それぞれに名前の漢字1文字を半紙に書きパネルにしている。そして誕生月ごとに掛け替え玄関に飾っている。孫に思いを馳せながら眺め密かに楽しんでいる……
私にとって「書」は、自分との闘い、そして癒され夢中にさせてくれるものだと思う。