師範 鈴木佑梨

我が道の書

幼稚園の頃に始めた書道も気づけば19年。

私は人見知りで人の輪の中に入るのが苦手な幼少期でした。

そんな時、周りに勧められて書道を始めました。人見知りな私でも上手く言葉に表現できなくても、書道はその人そのものを現してくれます。

そして先生はどんなことも受け止めてくださり、新しい視点いつも気づかせてくださいます。

書道には正解がない、幅広い範囲で自分らしく書くそんな自由な時間を教えていただきました。

上手くいった日、失敗した日、そんな日常を繰り返す中、心を、そして呼吸を整えてくれる時間、それが書道だと私は感じます。

社会人になった今、目まぐるしく変わる日々の中1日1日を過ごしていますが、お稽古に通う時間、その瞬間があるからこそ自分自身と向き合いそして今の自分が成り立っています。書道はそんな存在だと感じております。