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最新のお知らせ
2025年2月3日 : 第77回静岡県書き初め展

県知事賞(最高賞)
2年連続の快挙です。4月からは大学生。成長がすごく楽しみです。
2024年12月1日 : 2024全国高等学校総合文化祭
本年度の静岡県高等学校総合文化祭におきまして峻游支部特待生の浜松日体高等学校2年生 鈴木七海 さんが会長賞を受賞しました。来年香川県で行われます全国大会への出場が決まりました。誠におめでとうございます。

2024年10月11日 : 書と孫と私
師範 廣瀬京珠
孫が幼稚園の頃からお習字送迎担当を楽しくさせてもらっていました。「◯級になったよ。」「◯段にあがったよ。」嬉しそうな声を聞くだけで良かったんですが、どうせなら送迎の間自分も筆を持ってみようかな、、、孫と共通の話題、一緒に習える喜び、こんな年寄りに夢を与えてくれた書道。もちろん小杉先生のご指導もあり、孫と共に成長できました。まだまだこれからもご指導を仰ぎながら書を楽しんでいきたいと思います。
2024年9月2日 : 書と私
師範 小林奈々佳
私が書道を始めたのは5歳の頃でした。どんな出来でも先生はどこか必ず褒めてくださり、うれしくてお稽古に通いました。小学生になると書ける文字も増え、一生懸命お稽古に通えばどんどん昇級していくのが面白かったです。負けず嫌いな性格だったので自分の納得いく作品が書けないととても悔しく、でも"次こそは上手に書きたい"という気持ちが社会人になっても書道を続けている理由の一つです。
私生活が忙しくなかなか三体作品を揃えられずにいた私に、先生は「出産前までに師範を目指そう」と声をかけてくださいました。師範だなんてまだまだ先のことだと考えていましたが、先生の言葉で目指そうと思いました。結局娘との対面が先で、次の試験での合格になりましたが、子育てをする中での書道は自分の中の何かが整うようで大切な時間になっています。
これまで以上に書くことが好きになった今、たまに書いてみる子供たちの課題が意外と難しく、自分はまだまだだと実感します。憧れはどんな書体でも、どんな文字でもすらすら書ける市川先生。これからも御指導いただきながら、書くことを楽しんで続けていきたいです。
2024年7月5日 : 書と私
師範 長谷川麗洋
一本の線を書く。
大人になって再開した書道で、その難しさとおもしろさを感じています。
子供の頃は字の形に意識が向いていたけれど、今は文字を形作る線にも意識が向くようになりました。
お稽古で先生がよくおっしゃるのは「力を抜く。そうすれば筆は勝手についてくる」というものです。
そうおっしゃる先生の手元を見れば、筆はなめらかに動いて線の太さも強弱も自由自在。見ているだけで気持ちいいです。
私もそんな風に書けたらとやってみますが、頭では分かっていてもつい力が入ってしまい、思うように書けません。
それでも時々、「あ、筆が動いてる」と感じられることがあります。そういう時は書いていてなんのひっかかりもなく、気持ちいい。でも、どうして書けたのかちゃんと分かっていないから、再現ができません。まだ偶然頼みの実力です。
これが自然とできるようになったら、もっと書くことの楽しさを感じられるようになるのだろうなと思います。長く続けて、できるようになったこと、今だにできないことたくさんあります。
ただ、今も昔も変わらないのは、書くことが好きという気持ちです。
思うようにはなかなかできないけれど、一生勉強し続けられるものと出会えたことはかけがえのないことと思い、これからも書道を楽しんでいけたらなと思います。